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鎌倉彫の魅力

鎌倉彫へのお誘い
木彫りの味が生かされた塗りもの
鎌倉彫は彫りと塗りに特徴があり、彫刻に適したカツラの木地に、文様を彫り、その上に漆を塗って仕上げた工芸品です。彫り模様と彫の陰影を引き出す塗りの味を生かしています。
鎌倉彫の起源-鎌倉時代にさかのぼる
鎌倉彫の起源は、鎌倉時代、中国から禅宗とともに伝わった漆を塗り重ねて彫刻するという堆朱(ついしゅ)・堆黒(ついこく)の影響を受け、当時の仏師や宮大工たちが、この技法で仏具をつくったのが、鎌倉彫の始まりです。
べんがら塗り磨き仕上げ 彫り
彫りには様々な技法があり、数多くの技法を習得したのち、個々の作品に応用して取り入れていきます。
牡丹、菊、唐草、倶利と古典的な文様から、現代感覚のデザインによる文様に至るまで、技法を使い分け、表現します。
彫り
塗り
塗り
塗りは「乾口塗」という独特の技法を使います。塗り上がりに立体感と落ち着きを出すために、上塗漆が乾かないうちにマコモ(イネ科の植物にできる粉末)を蒔き付けます。磨くと彫りの陰影がはっきりと表れ、重厚な模様となります。

 

『鎌倉彫』へのお誘い 和田 冨岳作 - フロアースタンド -

鎌倉彫は古い歴史を持つ伝統工芸です。

大量生産される製品と違い、手仕事の持つ暖かさを感じます。
生活の中で使用される工芸品、日常雑器として使用できます。
出来上がった作品は堅牢で、親子何代にも使い継がれていきます。
一つ一つ作品を彫り上げる喜びを味わえます。
同一の趣味を通して仲間作りができます。
完成された作品による展覧会を行い、作品発表の場を経ての喜び
を味わえます。

刀華会では会員の皆様に年間を通して新年会、研修旅行など、
コミュニケーションを図ると共に、知識と技術の向上のための諸講
座を開いています。

 

 

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